萌え発散
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構ってあげられなくてごめんね…
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category: 宝物 | author: ゆこ
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    素晴らしき頂き物です!

    へもへもさんより
    SNSの20000hitキリリク権を頂きまして!

    どうもありがとうございます。
    キリバンやっぱり嬉しいものですね!v

    某CMのパロディですのでご注意下さい
    といっても私の記憶がアレなせいでもはやパロじゃない気がしますw
    詳細は最後にw

    ではどうぞ↓





















    ある日、黎翔は夕鈴付きの侍女から回廊で呼び止められた。
    侍女が王に声をかけるなど珍しい事もあるものだと、黎翔は侍女に尋ねた。
    「―――どうした。我が妃に何かあったか?」
    「おそれながら、お妃様の事で心配な事がございまして…」
    礼を執りながらも、言いにくそうに口ごもる侍女に黎翔は話をするよう促した。


    その夜遅く、おやすみの挨拶をした黎翔は夕鈴の自室を出て回廊を歩き始めたが、やがて歩みを止め庭園へと降りた。
    そっと夕鈴の自室の側へと戻り木の陰に隠れていると、夕鈴が一人で庭園へ降りて来た。
    夕鈴は夜空を見上げ、じっと何かを見てから、やがてふぅと溜息を吐いた。
    「―――夕鈴」
    「!!…え、陛下?」
    静かに声をかけながら木の陰から現れた黎翔に、夕鈴は心底驚いたように目を丸くした。
    「お戻りになられたとばかり…」
    「あぁ、昼間妃付きの侍女から気になる話を聞いてな」
    黎翔はすっと夕鈴に近付くと
    「侍女達がこちらを窺っているよ」
    と耳打ちした。夕鈴はその距離の近さに思わず赤面したが、見ている者達がいるなら演技も必要ねと気合いをいれた。
    「…侍女が何を?お忙しい陛下のお手を煩わせて申し訳ありません」
    「夫が妻の心配をするのは当然だ。何も煩わしい事などない」
    薄く笑み夕鈴の頬に手を当てた黎翔は、その頬の熱を楽しむように撫でる。
    夕鈴はますます熱を持つ自分の頬を持て余すように、そっと黎翔から視線を逸らした。
    「そ、それで侍女は何を言ったのですか?」
    夕鈴は袖で口元を隠すように覆うものの、赤く染まった頬を隠しきれる筈もなく、黎翔の眼差しに心臓の鼓動が速まる。
    黎翔は真っ直ぐに夕鈴の瞳を見つめたまま、静かに口を開いた。
    「――毎夜のように、君が空を見て溜息を吐いている、と」
    「…気付かれてたんですか」
    いくら下っ端妃の侍女とはいえ、国王陛下唯一の妃に仕える一流の侍女達だ。
    自分達の主の異変にはいち早く気付く事だろう。ましてや隠し事の出来ない夕鈴の性格では、侍女達を上手く誤魔化す事も難しい。
    そんな事を知ってか知らずか、夕鈴はどう説明したものかというようにワタワタし始めた。
    「あ、あのですね?以前行った星祭り覚えてらっしゃいます?」
    「覚えているが…」
    黎翔はそこでふと気付いた。
    「―――星を見ていたのか」
    「そうです…帰りの時、女官さんからテキストを頂いたので、時々開いて忘れないように復習を…」
    そうか、と黎翔は呟き微笑んだ。
    「妃が何か思い悩んでいるのではないかと、侍女も心配していた」
    「そんなに心配させていたなんて…私、後で謝っておきます」
    頬を染めたままで、上目遣いに自分を見る夕鈴にクスリと笑みを溢した黎翔は
    「あの者達はそれが仕事だ。我が妃が気にする事はない」
    と、夕鈴の髪をさらりと指先で撫でた。
    「でも、私のした事で勘違いさせてしまって…」
    「君に、悩みがないならそれで良い」
    黎翔は夕鈴をひょいと横抱きにすると、近くの大きな岩の上に自分の腰を降ろした。
    黎翔の膝の上に横抱きのまま降ろされた夕鈴は、侍女達がいると聞いた手前、小さな声で
    「降ろしてくださいませ」
    と抗議するが、黎翔は嬉しそうに夕鈴の腰に手を回したまま、その手を緩める気配もない。
    「――それで、星を読む事は出来たのか?」
    「えっ?えっとですね…」
    夕鈴が夜空を見上げると、そっと黎翔の腕が夕鈴の背に回され、夕鈴は赤面しつつもその腕に体を預ける。
    「あ、あそこにある星達、あれが確か水を司る星達で…」
    夕鈴が思い出しながら説明する様子を、黎翔は微笑みながら聞いている。
    「…陛下、私じゃなく星を見て下さい」
    頬を膨らましながら言う夕鈴の耳元で、黎翔は
    「ああ、すまぬ。あまりに我が妃が可愛らしくてな」
    と低く囁いた。ボンッと一気に顔を赤らめた夕鈴は、涙目になりながらも逃げ出す事も出来ずに、黎翔を睨み付けた。
    「もぅっ!全然説明聞いてないじゃないですか!!」
    クスクス笑いながら黎翔は、怒ったように上を向く夕鈴と共に夜空を見上げた。
    その時、二人の頭上をスッと光が尾を引いて走った。
    黎翔は手を伸ばし、まるでその流れ星を掴むかのように拳を握った。
    そしてその手を夕鈴の前で開くと、掌の中には夕鈴が見た事もないほど細かい細工に、輝く宝玉の付いた首飾りがあった。
    「綺麗…」
    「星空の煌めきを、我が妃に」
    「…え?私にですか?」
    妃の演技も忘れ、素の状態で尋ねる夕鈴に黎翔は苦笑した。
    「私が妃以外に贈り物をするとでも?」
    黎翔はその華奢な造りの首飾りを夕鈴の細い首へ巻くと、満足気な笑みを見せた。
    「――異国からの献上品だがな」
    「え!?や、やっぱり高価な物なんですね?李順さんに叱られませんか?」
    慌てる夕鈴の唇に、黎翔は指を乗せ
    「こんな時くらい、妃のつぼみの様に愛らしい唇から他の男の名は聞きたくないものだな」
    と妖艶に微笑んだ。
    「だ、だって…」
    「――飾りの裏を見るが良い」
    夕鈴は促されるまま、宝玉が花の様に並んでいる飾りの部分を裏返した。するとそこには、何か模様の様なものが刻まれていた。
    「これは?」
    「それは献上した国の文字で、夕鈴と書かれているらしい」
    「えっ!?」
    驚いて顔を見上げる夕鈴を見つめながら、黎翔は続けた。
    「だから、手放したらすぐに足が付き王宮の醜聞になると李順が悔しがっていたな」
    どこか楽しそうに言う黎翔に、夕鈴は首飾りをじっと見つめ
    「本当に、私が頂いてよろしいのでしょうか…」
    と小さな声で尋ねた。
    その声に黎翔はニヤリと笑い
    「勿論だ。私が捕まえた流れ星だからな」
    と夕鈴の髪を一房さらい口付けた。

    中睦まじい国王夫妻の様子に、初めは心配そうだった侍女達もいつしか安堵の微笑みを浮かべ、お二人の邪魔をしない様にと部屋の中へ下がっていった。
    満天の星達だけが二人の囁きを聞いていた、爽やかな風の薫る初夏の出来事であった。





         +++++++++++++++

    さすがタラ神様と言わざるおえないww
    リクエスト内容は「車のコマーシャルのパロディ」
    ちなみに私が伝えたのは

    昔車のコマーシャルで流れ星を捕まえ(るフリをし)て
    握った手のひらからネックレスがじゃらじゃらって出てきて
    「星空のきらめきを君に」とかいうクサイwのがあったんですけど
    それをタラシな陛下にやってほしいです。
    確かヴェルファイヤとかそんなんだったような気がしますが違うかもw
    (原文)

    というものでした。
    しかし!後日調べてみますと
    車はヴァンガード
    台詞は「この星空を君に贈ろう(中略ネックレス出して)奇蹟は起こすものさ」でした。

    私の記憶力の残念具合が浮き彫りに…!あわわ。
    2008年のものらしくよく覚えていたな自分w
    あ、ママさん情報ありがとうございました!

    このネタは星祭の時からいつかやりたいと思ってたネタでして。
    へもへもさんの所の陛下ならさらっとやってくれそうw
    とか思ってたらキリリク権ですよ。これは頼むしか!タラ神様のお導きじゃぁ!
    と、お願いに至りました。

    素敵なものをどうもありがとうございました。
    私の去年の夏からのもやもやもスッキリしましたw
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