萌え発散
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構ってあげられなくてごめんね…
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かわいいヤキモチ
category: 宝物 | author: ゆこ
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    素晴らしき頂き物です…ッ!

    ひびつらつらももひろち様
    より頂きました!

    キリバンを獲った訳ではないのですけど…
    キリリク権を募集されていたので1も2も無く立候補した次第です(笑)

    ありがとうございます!
    あぁっ!大好きです!!



    ではではどうぞ!









    自分がバイト妃だと言う事は分かっている
    いつも線引きされているという事も分かっている
    だけどどうしても好きなのだと気付かされた
    誰だって好きになった方が負けなのだ

    夕鈴はぷうっと片頬を膨らませた
    与えられている居室の長椅子に膝を抱えて座りこみ
    立てた膝の間に顔をうずめる

    李順に見られれば行儀が悪いとまた小言を言われるだろう
    だが今は此処へと李順が来るはずがなく
    現在人払いも済ませてある
    そのことで侍女たちが不満をもらすわけはなく
    逆にそっとしておかなければと気を使われている状況だ
    そのことがさらに夕鈴の気持ちを降下させる
    そうして更に夕鈴が自分の殻に閉じこもる
    膝を抱えた手にさらに力が込められた

    ―――お似合いだったな

    きらきらと艶のある長い髪
    大きな瞳に長い睫毛ほんのり色付く頬に桜色の唇
    二人が並んだ姿はまるで一対の絵のようで夕鈴を気後れさせた
    黎翔から同席を求められていたにも関わらず
    あまりにも似合いの二人に思えて何も言えなくなってしまっていた
    見れば見るほどお似合いで黎翔の隣に腰かけている自身が場違いなのだと
    あらためて突きつけられた気がした

    そんな虚ろな夕鈴を心配して黎翔は早々に夕鈴をその席から辞させた
    そして本当は黎翔もそのまま席を離れるつもりだったのだが
    それを李順は許さなかった
    今は来客の対応中であるだろうからこそ李順は来ないと確信できる

    夕鈴は、はあと大きなため息をついた
    バイト妃の本分である本来の仕事ができなかったうえに
    さらに黎翔に気を使わせてしまったそのことも不甲斐なくてまたも気持ちが沈みこんだ

     * * * * *

    隣国の王女が訪ねてきた
    周りの噂によると元々黎翔へと輿入れを希望していたようで
    数ある縁談の中の女性の一人なのだと言う
    しかも彼女は正妃候補になりえる人物なのだ

    ――そもそも陛下が女ったらしなのが悪いんだわ

    甘い言葉で囁かれ甘い瞳で見つめられれば
    あのような美丈夫な黎翔のことだ
    たいていの女性は虜になるだろう

    一方だけ膨らんでいた夕鈴の頬は
    更にふくらみを増し今は両方の頬が膨らんでいる
    ぐりぐりと膝に顔を埋めて膝を抱えている手にぎゅうっと力がこもる

    八つ当たりなのも気が付いてはいる
    紅珠の時ですらあれだけ戸惑ってしまったのだから

    それに想いを自覚しているといないとでは気持ちの持って行きどころに迷うのだ

    もんもんと夕鈴が自責の念を抱いていると
    不意に外から声が掛けられた
    それは外に控えていた侍女からで黎翔がこちらへと渡ってこられたというものだった

    夕鈴は立ち上がり迎えの礼をとるそのまま黎翔が部屋へと入ってきた

    「夕鈴今戻った」
    「…お疲れさまです陛下」

    黎翔はそのまま再び人払いをする
    夕鈴はちらりと黎翔を盗み見る
    怒ってはいなさそうだがどちらにしても自身は職務を放棄したのだ
    感情に任せて仕事を放り出すなんてありえない
    それについてはきっちりと謝罪をしなくてはそう思い夕鈴は口を開いた

    「あの…すみませんでした」
    「うん?何が」
    「途中で抜けてしまって…」
    「ああ、そのこと」

    事もなげに言う黎翔にはたと夕鈴は気が付く

    「えと…怒ってないんですか?」
    「え?何を?」
    「その、仕事を放棄してしまったこと…」
    「はは、あんなの放棄のうちに入らないよ」
    「はあ…」

    夕鈴は混乱する
    あれを放棄と言わなくて何と言うのか

    「え、でも李順さんも怒ってませんでしたか?」
    「李順が?全然?むしろ良くやったって褒めてたよ?」
    「へ?ええ!?」

    素っ頓狂な声を出す夕鈴に黎翔は理由を説明していく
    退出した妃とそれを気遣う陛下
    それは周りから見れば入り込む隙がないほどの寵愛ぶりだととられたようだ
    そのことを聞かされて夕鈴は複雑な思いになる
    職務放棄がそのように評価されて恥ずかしいやら情けないやら

    さらにどんよりと落ち込む夕鈴を見た黎翔は口元に弧を描く

    「夕鈴?」
    「…何ですか?」
    「―――王女は帰ったよ?」
    「…そうですか」

    未だ浮上してこない夕鈴に反比例して
    黎翔の機嫌と笑みは深くなる
    黎翔は沈み込み顔を伏せている夕鈴の頤に手を当てて
    おもむろに顔を上向けさせるとひたとその瞳を見つめた

    「私には君だけだ」
    「……っ!!」
    「さあかわいいヤキモチを妬いて私を困らせてくれないか?」
    「やっヤキモチなんか妬いてません!!」
    「おや?違うのか?」
    「ちっ違います!!」

    真っ赤な顔をしてむきになって怒る夕鈴を嬉しそうに見つめる黎翔

    そう誰だって好きな人の甘い言葉と態度には弱いのだ





      
         +++++++++++++++




    お願いしたお題は「夕鈴のやきもち」でした。

    夕鈴かわいいなぁ。
    隠してるはずなのに、隠し切れないやきもち!
    そしてそれに気付いてニヤニヤする陛下!←ニヤニヤはしてないから。
    嬉しそうな陛下!やっぱこうでないと!
    幸せそうな陛下を見ると私も幸せです。

    本当にありがとうございました!
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    こんばんは
    さっそく遊びに来てしまいました!
    宝物と言っていただけて感謝感激です〜
    こちらこそありがとうございました
    また遊びに伺います♪
    by ももひろち (2012/01/24 9:01 PM)
    こんばんはー!
    うわ、レス遅くなってどうもすみません…。
    素敵な小説どうもありがとうございました!
    まごう事なき宝物です!はい!
    大好きです!←告白か。
    今度は自分でキリバンを踏むべく通います!っていうか通っています。
    by ゆこ (2012/01/29 4:06 AM)






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